次期開発計画
August 11, 2025 開発ノート 留学生 日本での生活 就職活動 アルバイト探し


近年、日本における留学生の数は増加傾向にあります。毎年約40万人が来日し、新型コロナウイルス感染症のパンデミック中にその数は激減しましたが、その後は通常に戻り、予想を上回る勢いで増加しています。
これらの学生の特徴の一つは、私を通じて日本語を学んでいる者もいれば、ひらがなすらほとんど覚えずに突然来日した者もいることです。このような状況では、生計を立てることは困難です。彼らの多くは発展途上国(ベトナム、ネパール、インドネシアなど)出身であり、多額の借金を抱えて来日しています。
中国のバブル経済崩壊以来、中国人留学生の数は大幅に減少しました。彼らの約50%しかアルバイトをしておらず、借金を抱えて来日した中国人留学生の数は他の国籍に比べて少ないです。しかし、最近では、親が突然解雇されるなど、家族の経済状況が悪化し、学費の資金源が途絶え、学業途中で帰国せざるを得なくなる学生が増加しています。
本題に戻りますが、日本語能力が限られ、多額の借金を抱えて突然来日した留学生であっても、日本のインフラを支える仕事を見つけることができます。特に、日本の飲食店や物流業界の夜勤など、深刻な人手不足で日本の大学生でさえアルバイトをほとんどしないような場所では、仕事を見つけることが可能です。有名な宅配サービスであるヤマト運輸の夜勤は、現在、その大部分がネパール人によって運営されていると言っても過言ではありません。
現在、日本人向けの求人サイトは多数存在しますが、外国人、特に日本語能力の低い学生を対象としたものは非常に少ないです。たとえ存在しても、ホームページが英語でしか表示されていなかったり、英語が理解できないとサイトに全くアクセスできなかったりすることがよくあります。現在来日している多くの留学生は英語が苦手であり、オーストラリア、イギリス、アメリカ、シンガポールなどへ渡航することはできません。
そして、日本語が流暢になるまでには、半年から1年、あるいは1年半かかることもあり、その間はまともな仕事を見つけることができず、非常に困難な生活を送ることになります。1日1食しか食べられなかったり、来日以来一度も野菜や魚を食べなかったり、100円のペンを買うことさえためらったりする学生も珍しくありません。
そこで私は、これらの学生が来日後、初心者レベルの日本語であっても、スムーズに簡単な仕事を見つけられるようなサービスを考案しました。
現在の構想は以下の通りです。
サービス名を「Konnichiwork」とし、日本に到着したばかりで日本語能力がJLPT N5またはN4レベルの留学生向けに、ハローワークの求人情報を分かりやすくまとめたウェブサイトを作成したいと考えています。ハローワークのAPIを利用し、職種、仕事内容、勤務地、連絡先、スタッフの国籍、必要な日本語能力(ひらがな、カタカナ、挨拶レベル、JLPT N5、N4、N3 [日常会話])などの情報を毎日自動で更新するサービスを作成したいです。ユーザーは英語、ネパール語、ベトナム語、中国語、ビルマ語、インドネシア語を選択し、翻訳されたウェブサイトを閲覧できます。
スタッフの国籍は、「ネパール人」や「ベトナム人」で検索することで、ある程度検出できます。必要な日本語能力は、「JLPT N1」や「日常会話」で検索することで判断でき、日常会話はJLPT N3として扱います。実際にハローバイトルを見てみましたが、トップページが英語または中国語で表示されているだけで、それ以外はすべて日本語であり、全く多言語対応しているとは言えません。サイトの残りの部分は長すぎるため、ほとんどの外国人は読もうともしないでしょう。
情報はハローワークAPIから取得され、Hugging FaceとGoogle翻訳APIを使用して英語、ベトナム語、ネパール語に翻訳され、ウェブサイトに掲載されます。ウェブサイトのネパール語版も、Hugging Faceの翻訳APIを使用して英語版に基づいて更新されます。